PUMP GYM

ブログ【精神的作用について】

2024年2月16日

筋トレを行うことによって得られる恩恵は身体的な部分で言えば、筋肉が増え見た目がよくなったり、健康診断の数値が良くなったり、関節の可動域が広がったりと様々なメリットがあるのは周知の事実かと思います。
身体的効果はもちろんですが【精神的効果】もあるのはご存知でしょうか?我慢強くなった、辛抱強くなった等は想像に容易い事だと思いますが、それ以外の精神作用の部分で【精神疾患】を抱えた私だからこそ伝えられる実際に筋トレを通して得た素晴らしいメリットを、科学的エビデンスを交えてご紹介させて頂ければと思います。どうぞ、最後までお付き合い頂けましたら嬉しい限りです。

実は私は、以前決して『良好』とは言えない生活を送っておりました。

まともに睡眠も食事も取らない日が続いたり、ゆっくり考える事も出来ず、日々何かに追われてる感覚で仕事に打ち込んでいました。
勿論栄養や睡眠が取れてないわけですから、体力の低下、また精神的な不安も日々積もっていったんだと思います。

その生活を続けていた為、体調が優れない日々が続きました。

・酷い頭痛に突如襲われる。
・先の見えない不安に悩まされる。
・極度の強い不安が襲い、痙攣、頭痛、過呼吸、希死念慮が浮かんでくる。
・不眠。
・やる気が出ない。

このような症状が出始めて、周りの進めもあり心療内科へ行くと、ついた病名は『うつ病』『パニック障害』でした。

今冷静に振り返って、この時僕の体内で何が起こっていたのか?というと

『セロトニン』が著しく低下していたのだと思います。

セロトニンとは、端的にいうとドーパミン(喜びや快楽等)やノルアドレナリン(恐怖、驚き等)の情報をコントロールし、精神を安定させる働きのある脳内神経伝達物質です。

セロトニンが低下すると、これら二つのコントロールが不安定になりバランスを崩す事で、攻撃性が高まったり、不安やうつ、パニック症を引き起こすと言われております。

直ぐにでも治したい僕は薬もちゃんと服用して、もちろん治療に励みました。

しかし、薬の効力が切れるとまた同じ症状に苛まされます。

薬も服用すれば耐性がつき、強い薬を処方される。

このサイクルからなかなか抜け出せず、この病気とは一生付き合っていかないといけないんだろうな、と思っておりました。

そんな中、環境変化が出来る転機が訪れました。

それが筋トレでした。

現在の就業先の社長の進めで筋トレを行うようになりました。

筋トレを行うと身体的負荷はかかりますが、体内では前述した『セロトニン』が多く分泌されます。(※エンドルフィンやドーパミン、テストステロン等も分泌されますが、今回はセロトニンに絞ってお話させて頂きます。)

筋トレを続けるうちに実感したのが、『楽しい』と感じれたり『明日はこれをやろう』と活力が湧いてきたのを鮮明に覚えております。

徐々に薬量も減っていき、パニック発作もいつの間にか出なくなりました。

もちろん全ての人に当てはまるかと言われたら、正直わかりません。

特に症状が強く出ている時は、まず何もやる気が起きなかったので筋トレをするなんて考えもしないでしょう。

僕は、環境が変わって少し晴れやかな気持ちになったのが『第一歩目』でした。

環境の変化があり、不安が多少解消されたので筋トレをするという行動ができたのだと思います。

僕は実体験として、このような効果を感じ、少しでも精神不安を抱える方への『第一歩目』になればと強く思い、パーソナルトレーニングを行っております。

是非、心身共に健康な生活が送れるように私たちにサポートをさせて頂けませんか?

是非一度無料体験お試し頂ければ嬉しいです。
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